2021/05/14
うるし旅④ ー奥南部漆物語ー 浄法寺歴史民俗資料館
天台寺の正門すぐ脇にある浄法寺歴史民俗資料館。
天台寺とともに歴史を歩み、漆の産地として知られてきた浄法寺の宝が収められています。
漆に関わる資料が多数収蔵されており、そのうち3800点が国の重要無形文化財に指定されるほど、貴重な資料を保存しています。
天台寺と漆の関係性を表す資料、
漆掻きの道具、
盛岡藩の大きな財源としていた漆の実を使ったロウ、
掻いた後の漆の木の利用方法など
器や漆掻きだけじゃなく、
どのようにヒトとウルシが関係しあってきたのか、
歴史がたどってきた中のウルシにまつわる文化・ウルシと人との関係性をこの資料館では知ることができます。
資料館の資料調査員 中村弥生さんのお話を聞くと、
浄法寺の歴史の奥深さ・中村さんの浄法寺への情熱がひしひしと伝わってきます。
中村さんのお話を聞くと聞かないとでは、このうるし旅が全く違うものになると思いますので、
遠方からいらっしゃる際にはぜひお電話にて確認なさってから訪れられるのをおすすめします。
浄法寺歴史民俗資料館
〒028-6942
二戸市浄法寺町御山久保35
TEL 0195-38-3464(FAX兼用)