2021/04/30
うるし旅③ ー奥南部漆物語ー 滴正舎
日本遺産に認定された、「”奥南部” 漆物語」。
この日本遺産に認定されたストーリーを経て作られた漆器を今も使うことができます。
浄法寺インターを降りて右折して5分。
浄法寺で採れた漆だけを使用した漆器を作り、購入することができる工房、滴生舎(てきせいしゃ)があります。
滴生舎がはじまったのが1,995年。
それ以来、地元で採れたうるしを使って漆器を製作するというこだわりを長年続けている工房です。
木のお椀から漆器としてできるまで、漆を塗ってはヤスリで傷をつけてを7回繰り返して、漆器はできています。
漆を塗りはじめて完成するまで、3か月の時間を要します。
国内で作られている漆器の内、下塗り工程は外国産の漆を使用するところが多い中、
滴生舎は、この7回すべての工程を地元浄法寺で採れた漆を使用し、作り続けています。
漆掻きの道具なども展示されおり、漆の知識を深めることができる他、
滴生舎で制作した漆器、浄法寺漆で仕上げた作家作品など、漆にこだわった製品、漆をモチーフにしたTシャツなどのグッズも販売しています。
そして、このGW中にはイベントが開催されます。
滴生舎祭
2021年4月29日(木)~5月9日(日)
10:00~16:00
場所:滴生舎(岩手県二戸市浄法寺御山中前田23-6)
企画
・作り手と出会う
・暮らしのイイモノ展
・ちょぺっとオイシイモノ
この機会に、浄法寺の漆に触れにお立ちより下さい。
詳しくは滴生舎のHPをご覧ください。